水道の蛇口からの水漏れは、パッキン交換で解決できる!
水道の蛇口から水漏れが見られるとき、考えられる原因はいくつかあります。
しかし中でも、最も原因である可能性が高いのが、パッキンの劣化です。
機械類には強くないという人からすると、修理しようという気持ちよりも、まずは様子を見て(見て見ぬふりをして?)、水漏れが治ればそれでいいや・・・といったスタンスの人も意外と多いのではないでしょうか。
それでもなかなか治らず、それどころか、ポタリ、ポタリといった点滴のようなリズムがポタッポタッポタッ・・・と徐々にアレグロアダージョのリズムへとスピードアップすることで、これは修理をしなければならないとあきらめにも似た心境に至ります。
それでも自分で修理するのではなく、特に女性の方などは、水道の水漏れ修理を依頼する方が多いようです。
しかし、パッキン交換であれば、修理業者に依頼するような難しいものではないことがほとんどです。
すべての水道で簡単にパッキン交換できるわけではありませんが、多くの規格で、パッキン交換だけなら簡単にできるはずです。
パッキンもホームセンターなどで市販されていますので、自分で修理すれば費用面でも負担を最小限にとどめることができます。しかしそのためには、まずは水道の最低限の構造を知っておく必要があります。
パッキンってどこにある?水道の基本的な構造
パッキンが劣化していると見当がついても、パッキンの場所がどこにあるのかがわからなければ、修理のしようがありません。まずはパッキンの場所など、水道の基本的な構造を簡単にでも知っておくことが必要になります。
厳密にいえば、蛇口というのは水が出るところです。
パッキンはそのずっと奥、水道をひねるハンドル・スピンドルの直下にあり、まさに水道管を通ってやってきた水が、私たちのライフラインである水道のエリアに入るその境界的なところにパッキンがあります。
ですからパッキンは、高速道路でいえば料金所、昔の街道でいえば関所のようなところです。
パッキンの材質は、すでに知られるようにゴムです。
ゴムの伸縮性、弾力性が、水道管からの水をシャットアウトすることになります。
そのパッキンが劣化することによって、水をシャットアウトできなくなり、少しずつ水が水道内に入り込んでしまい、結果的に水漏れという形の症状として現れることになります。
ですから、水道の蛇口から水漏れが見られるときには、パッキンを新しいものに交換するという方法が最も有効な場合が多いのです。