蛇口やハンドルから水漏れしていたらパッキン交換を!

水道の蛇口からの水漏れの原因はパッキンの劣化!

 水道の構造を知れば水漏れ時のパッキン交換も簡単!

水道のパッキン交換のタイミング

水道のパッキンを交換しなければ・・・と感じるタイミングがあると思います。もちろん、水道の蛇口やハンドルなどからジャージャーと水が噴出し、水漏れというレベルを超えていたら、それはもうパッキン云々の問題ではない可能性もありますが、いわゆる水漏れが目に見える形で起こっていたとしたら、おそらく多くの水道利用者が、そろそろかな・・・と感じることになるでしょう。

 

実際問題、特に水漏れも見られず、水道蛇口にもハンドルにも別段違和感がないということであれば、無理にパッキンを交換する必要はありません。パッキンは経年劣化しますので、ある程度の時間が経過したら劣化による故障のリスクが高まることは事実ですが、パッキン交換だけなら、自分で施工するにしても依頼するにしても、それほど大がかりな修理にはなりませんので、実際に水漏れが見られてからパッキン交換を考えるということでもまったくおそくはありません。

 

もちろん同じパッキンであれば同じ耐用年数であるはずですが、水道の利用頻度はそのご家庭、その水道ごとに異なりますので、パッキン劣化のタイミングも微妙に異なることになります。ですから、パッキン交換のタイミングは、装着からの経過時間ではなく、水漏れの有無が重要な判断材料になります。

 

パッキンの選び方を知っていますか?

パッキンのサイズは、蛇口や蛇口までの管の太さから判断できます。もちろんハンドル部を取り外して(どうせパッキン交換の際には取り外します)実際のパッキンを取り出して、そのサイズと同じものであれば、ほとんど問題なく新しいパッキンに付け替えることができるはずです。心配なら、古いパッキンを持ってホームセンターなどに行くということでも悪くないでしょう。

 

パッキンのサイズ以外の規格は大きく分けて3種類あって、強度やコストパフォーマンスなどを考慮すると、NBRと呼ばれるパッキンが最もポピュラーであるといえるでしょう。ほかの規格のパッキンは、強度の面で弱いかわりに値段が安い、逆に強度は高いが値段も高い規格になります。

 

パッキンの材質については、ゴムパッキンとノンアスベストパッキンのどちらかですが、ゴムパッキンが一般的でしょう。とはいっても、ノンアスベストパッキンだとゴムパッキンにくらべてデメリットがあるのかというと、そういうことでもないので、どちらでも問題ないでしょう。

 

値段や規格、材質、そしてサイズを総合的に見て、パッキンを選んでください。